コロナ禍と呼ばれる状態に世界がなってからというもの、それまで活躍していたヒーラー、またよく聞くヒーリングスキルの名前をぱったり目にしなくなったように思います。
そんな中、私がいつも思っていたのは、みんなどうやって生きているんだろう? ということでした。
みんな、生きてる? ちゃんと、生きてる?
そうずっと思いながら、祈り続けていました。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私は、コロナであっても自分の動きは全く止めることなく動き続けてきました。
そして、「欠航」の文字で真っ赤になっている電光掲示板を各都市の空港で見ながら思っていたのも
みんな、生きていて
そんな気持ちでした。
この、新型コロナウィルスというものの出現によって、目に見えないところでたくさんの人が絶望の際に立たされたことを知っています。
仕事がなくなったり、学校に行けなくなったり
進級・進学したのに友人を作ることも、友人と触れ合うこともできなくなり
家の中ですら、家族との間に距離を取り離れていることをよしとするような風潮が、
私たちの、“人類” としての体験に深い傷を残していることは間違いのないことです。
それでも私たちが希望を失うことなく今ここにいられるのは、コミュニティがあったから。
何度となくオンラインで繋がり合い、瞑想し、お互いの無事を確認し合っていたから。
ハートインタッチとキャラクトロジーに関わるコミュニティが動き続けていたこと。
私たちは幸運だったと言わざるを得ません。
そうでなければ、間違いなくみんなもっと孤独になっていたと思います。
ああ、思い出すと、こうして思い出していると、胸が痛くなる。
本当は、こんな時だからこそヒーリングや心の癒しが必要なのに、コロナになったとたんに癒しの世界で活躍していた人たちの声が聞こえなくなったのは残念だと思っていたのですが、それでも、私と同じく、止まることなく、癒しの活動をしていた人たちは絶対にいたとも思うのです。
私は、そういう人たちに力を取り戻してほしい。
活躍の場所に戻ってきてほしい。
そんな思いで、「こころのレスキュー大賞」という賞を、年に一度、協会が開催しているハートインタッチアワードというイベントに新設しました。
これまでハートインタッチアワードは、基本、協会内部の表彰と内部に向けた作品募集だけをしてきましたが、今お話ししてきた理由で、今年初めて作品を一般からも公募し、大賞には賞金30万円を贈呈します。
作品募集締め切りは11月15日(月)22時。
大賞の発表は12月11日(土)20時からのハートインタッチアワードにて行います。
世界中が傷ついてしまった今、必要なのは本当に本当に、「癒し」です。
どうやってこの体験から立ち直っていくのか、そのきっかけとなるものがあるならば、私はどんなものでも歓迎したい。
だからこそ、あなたの癒し体験を表現し、ほかの人に届けてみませんか。
人が成長し癒されていくにはコミュニティの力が必要で、自分一人でどうにかなるものではないことをあなたもご存知だと思いますが、「こころのレスキュー大賞」を通じて、またコミュニティが厚く、広く、深くなってゆけばいいなとも思っています。
ヒーラーやセラピストとして活動している方は、ぜひ、ご自身とクライアントの癒しの体験を
クライアントとしてセッションを受けることが多い方は、ぜひ、ご自身とあなたのヒーラーの癒しの体験を
ぜひ、聴かせてください。
作品は、後日、誰かの心を支えたい、助けたいと思った方がいつでも参照できるようWEB上でまとめる予定です。