このページでは、最近の体験を通して私が気づいた、サイキックアタックから自分を防御するために必要な心構え、おすすめできない対処法と有効な対処法についてお話ししてゆこうと思います。
ロウアーセルフとハイヤーセルフの違い、ハイヤーセルフの選び方がわからない方もぜひ最後まで読んでみてくださいね。
きっと参考になるはずです。
目次
この症状はサイキックアタックかな? と思ったら
サイキックアタックの症状
たとえば、肉体的な症状としては
・寒気がする
・風邪でもないのに熱っぽい
・背中や腰など体の一部が痛くなる
・眠くて眠くてたまらない
・いきなり動けなくなる
・疲れが抜けない
・眠れない
・イライラする/感情が不安定になる
・思考がまとまらない
・怪我をする
また、物理的現象として
・電化製品が壊れる(!)
・蛍光灯が急に消える
・気配を感じる
といったものがあります。
対処法としておすすめできないこと
サイキックアタックを飛ばされていることに気づいたとき、怒りを感じるかもしれませんが、この怒りは正当な怒りです。
なぜならサイキックアタックとは、意識的にせよ無意識的にせよ、相手が勝手に飛ばしてきた何かしらの想念がバウンダリーを超えて自分のテリトリーに侵入してくることですので、バウンダリーを侵されたことに対して私たちが怒りを感じるのは自然なことです。
私の著書『“あの人”との境界線の引き方 セラピストのためのバウンダリーの教科書』(BAB出版、2019年)で詳しくお話ししていますが、健康的なバウンダリーを引くためには、怒りが有効に働きます。(このあたりの詳しいことは、ぜひ本を読んでみてくださいね。)
ただ、そこに怒りを感じることと、怒りで返す(=こちらからもサイキックアタックを飛ばす)こととはまったく別のことですので、その点は注意してください。
「どうして私がサイキックアタックを飛ばされなければいけないの?」とその理不尽さに怒りを感じるのはいいのですが、おすすめできないのは、「面倒くさいな」と思い、気づかなかったことにしてしまうことです。
“蚊”にたとえるとサイキックアタックへの有効な対策がわかる
なぜ、面倒だと思わない方がよいのか?
“蚊”があなたの周りを飛んでいると想像してみてください。
動きが素早かったりするとなかなかつぶすこともできず、面倒になって知らん顔していると気づかないうちに刺されて赤く腫れたり痒くなったり・・・
サイキックアタックって、この“蚊”と同じようなものなのです。
面倒で知らん顔をすると、知らぬ間にダメージを受けます。
しかもそれがヤブ蚊だったりすると、もうとんでもなく腫れたり痒みを通り越して痛くなってしまったりする場合もあります。
さらに最近、実体験を通してわかった衝撃の事実があるのですが、それは、サイキックアタックを受け取らず流してしまうと、自分に近い人のところに飛んでいってしまうということです。
自分が受け取らなかったサイキックアタックで身近な人が被害を被る
最近私の身の回りで、自分に飛んできたサイキックアタックに対して「私にはこのアタックを受け取る理由はない」と受け取らなかった方が何人かいらっしゃるのですが、そのアタックは、その方の身近な人に飛んでいってしまったのです。
Aさんは、飼っている愛犬が膀胱炎にかかり、血尿となり大騒ぎに。
Bさんは、お子さんが骨折。
Cさんは、ご家族が足首を骨折。
この方たちに共通していたのは、飛んできたサイキックアタックを受け取らなかった、またマスクをかけ気づかないふりをしていたという点です。
なぜ、受け取らなかったサイキックアタックが身近な人に飛んでいってしまうのでしょうか。
私が考察するに、一旦創造されたエネルギーというものは、必ず何らかの結果を得ようとするために、向けられた人が受け取らず弾く、あるいはただ流したとしても、周りに飛んでいってしまうのだと思います。
身近な人にサイキックアタックの被害を及ぼさないためにどうすればよいか
誰かから飛ばされたサイキックアタックを弾き返すと“倍返し”になるということはどこかでお話ししたかと思いますが、それでは相手がかわいそうだと思っているうちは、「マスク」をかけている状態です。
かと言って、怒りを感じ怒りで返すことは、こちらからもサイキックアタックを飛ばし、無駄に争いを生むことにしかなりません。
以前、私のヒーラーとしての先生の一人である F.マイケル氏に、「人と戦ってはいけないですよね?」と尋ねたことがあったのですが、マイケルは、「もちろん人と戦うことはよくないけれど、自分が自分を守るため、自分の家族を守るために戦わなければいけない時もある」と言っていました。
つまり、サイキックアタックが飛ばされてきたときに、「これを返したら倍返しになるからかわいそう」「仕方ないな」「面倒だから知らんぷりしよう」とマスクをかけるのではなく、ロウアーセルフに一旦入ってからハイヤーセルフを選ぶという必要があるのです。
???となった方も多いと思います。例を挙げてわかりやすく説明しますね。
ブラックなことを考えている自分を認めるのがハイヤーセルフへの近道
ロウアーセルフを通ってハイヤーセルフを選ぶ
多くの方にとって、このことに関する最初のチャレンジは、自分のロウアーセルフを認めるということだと思います。
ロウアーセルフというのは、簡単にいうと〈ブラックな自分〉です。
サイキックアタックを不条理に飛ばされたら、あなたは飛ばしてきた相手に対してどう仕返ししたいですか?
自分がどんなに意地の悪いことを考えているか、どんなに残酷なことを、どんなにひどいことを考えているか、自分は自分の中でどう思っているのかを明確化してください。
ブラックな自分を認める
どんなにブラックなことを考えていたとしても、「ああ、私はこんなことをしたいと思っているのだな」「私にはこういうところがあるのだな」と、ただ認めて受け入れるのです。
これが、〈一旦ロウアーセルフに入る〉の段階です。
サイキックアタックを受けているという今の事実を、相手のせいにすることも、自分のせいにすることもなく、ただそれを自分はどう感じるのかを明確にするのです。
でも、それをそのまま相手に飛ばすとこちらからもサイキックアタックを飛ばすことになるだけですので、こうしてロウアーセルフに一旦入ったら、次にハイヤーセルフを選びます。
ハイヤーセルフを選ぶ
一回ブラックなところに入ったら、そこに留まり続けるのでもなく、そこから相手に本当に仕返しするのでもなく、今の現実を相手のせいにすることも自分のせいにすることもせず、サイキックアタックを向けられることになった自分の中の傷を探すことを、選択してみてください。
飛ばしてきたその人に、心から健康と幸せを祈ってみてください。
そうすると、自分がサイキックアタックの影響を受けることも、身近な人に影響を及ぼしてしまうことも、相手に倍にして返すこともなく、自分自身と身近な人を守ることができます。
繰り返しますが、最終的にハイヤーセルフを選ぶ必要がありますが、その手前で、自分の中にあるロウアーな部分(ブラックな部分)を十分に認めてあげるひと手間をかけてください。
いかがでしたか?
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